ストーカーの手口

さまざまなストーカー行為

 

アイドルなどの芸能人を含む、有名人に対するストーキングもあります。これは一方的な思い込みによるストーカー行為です。一般人がアイドル、俳優、スポーツ選手、アナウンサーなどの有名人に対して一方通行の思いを寄せて、その思いが強くなりすぎてしまったことにより起こすストーキングです。

 

スケジュールを把握して四六時中つけまわして隠れて写真を撮影したり、有名人が捨てたゴミをあさって拾ったりするなどのストーカー行為を行います。ひどい例になると、女性ファンが好きな男性有名人の自宅にあるいは宿泊先に忍び込んで夜勝手に布団に入ってきた、さらに乱暴をしようとしたというような話もあります。

 

これらの話が表立って発覚するのはほんの一例にすぎず、実際にはもっと多くのストーカー行為が起こっていると思われます。有名人は常にこれらの被害対策を行い慎重に行動しているのです。

 

相手に対する恨みから報復のために行うストーキングもあります。ふられた恨み、あるいは日頃されている態度に対してなど心に貯めた恨みをはらすためにストーカー行為を働きます。想いが強すぎる場合ですと、スタンガンなどで相手にショックを与え、その間に暴行あるいは傷害を与えるケースもあります。

 

近年増えている幼児に対するストーキングもあります。たとえ幼児、児童でもその子をかわいいと一方的に思った異性がつきまとって写真をとったり性的欲求をはらそうと連れ去りをしたりする行為です。近年幼児の連れ去り事件が多発しているため、学校などの行き帰りの道も一人では下校せずに必ず集団登下校するように指導しています。また地域で父兄が協力しあって、通学路に立ち警戒しているところもあります。