ストーカーの手口

怖い新手のストーキング

 

ストーカー行為を行う場合は恋愛感情からだけではありません。近年では営利目的のためのストーキングも増えていて、金銭が目的で対象者につきまとってストーカー行為を続けている場合もあります。この場合ストーカーの対象者になるのは幼児です。営利誘拐の事前段階としてストーキングを行っているのです。

 

続いては略奪型のストーキングについてです。一方通行の恋愛感情や不倫などによる感情のもつれが原因で起こるストーキングです。ストーカーが情緒不安定に陥って精神状態が悪くなっていることが多く、殺傷事件にまで至るケースも多いです。特に不倫などが原因の場合、ストーカーの対象者は不倫相手だけではなくその家族もストーキングの対象となるためかなり危険です。不倫相手の自宅に無言電話をかける、自宅に様子を見に行く、嫌がらせをするなどこれらも全てストーキングです。

 

集団で行われるストーキングもあります。特定の集団が個人に対してストーキングを行うものです。集団が組織的に盗撮や盗聴などを行って得た情報で対象者を風評し、社会からその地位を抹殺しようというものです。

 

そしてインターネットの普及によって、インターネット上でのストーキングも非常に増えています。インターネット上の掲示板やチャットのような不特定多数の人が閲覧する場所で特定した個人に対して風評したり、その対象者の個人情報を載せたりしてプライバシーを侵害するストーカー行為です。対抗する手段も防ぐ手段もないのが現状です。